緊張どきどきしない麻酔を目指して

緊張どきどきしない麻酔を目指して

いつもきむら歯科医院にご来院下さいまして誠にありがとうございます。今日は歯科麻酔の話しをします。歯科診療をしていてどうしても避けることが出来ない麻酔、いわゆる注射です。皆さんあまり好きではないですね。私はこの麻酔をなんとか患者様が痛くなく、かつあまりどきどきしないで行う、にこだわっています。まずは注射を打つ前の為の痛み止めを五分程患部に塗ります。これによりかなり感覚が部分的に麻痺します。そしていざ注射ですが、患者様の年齢、体調、症状などにより注射液を使い分けます。一般的に患者様は歯科医院に来るだけで血圧が上がって緊張しています。そこに普通に麻酔をしますと過緊張、過換気から息が苦しくなったりすることがあります。それを限りなく出ないように血圧が高い方ならこれ、お子様ならこれ、虫歯の症状がきつい方ならこれ、など使い分けます。また、注射時に痛まない方法として呼吸の仕方があります。この呼吸を患者様にして頂いている間に注射をします。気功に通づるものがあるのでしょうか。この麻酔方法は勉強会のインプラント100時間コースで12、3年前に習いました。それから実施しています。かなり痛みを軽減出来ると思います。(写真は注射液)

2018年9月13日