歯を抜いたり失ったりしたときには、「ブリッジ」「部分入れ歯」「インプラント」といった方法で抜けた歯のスペースを補えます。それぞれにメリット・デメリットがありますので、慎重に検討したうえでどの方法を選ぶか決めましょう。茅ヶ崎市の「きむら歯科医院」はカウンセリングルームを設置するなど患者様との対話に力を入れておりますので、入れ歯やインプラントなどのこともお気軽にご相談ください。
種類 |
ブリッジ |
部分入れ歯 |
インプラント |
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概要 | 失われた歯の両脇にある健康な歯を支柱にし、人工歯を被せる | 失った歯の本数に合わせて作った人工歯のセットを、器具などで固定する | 失った歯それぞれに対してインプラントを埋め込み、人工の歯を固定する |
メリット |
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デメリット |
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種類 | チタン床義歯 |
コバルトクロム床義歯 |
プラスチック義歯 |
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概要 |
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メリット |
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(プラスチックに比べて)
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デメリット |
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最大のメリットは、入れ歯、ブリッジの欠点がないことです。
インプラントとは、チタン製の長さ約8~13ミリのネジのようなものを歯がなくなった部分にいれ、その上にかぶせものを装着する治療法です。 インプラントは歯ぐきに支えられているのではなく、あごの骨に支えられているので、 バネをかけたりする必要がありません。 よって、他の歯の負担になることはありませんから、他の歯が抜けやすくなるということがありません。 逆に他の歯を守る役割があります。
インプラントは、あごの骨に植えられていますので、ご自分の歯と同じように咬むことができます。 咬んだときの感触、咬み応えが自分の歯と限りなく近くなります。 脳への刺激も強くなりますので、これまで入れ歯だった多くの方がインプラントを入れると若々しく、 活力に満ちた生活に切り替わることもあるようです。
最近はインプラントの認知度も高くなってきていますが、間違ったイメージもあるようです。
「手術が怖い」
確かに手術という言葉を聞くと怖いイメージをもちます。 そのお気持はよくわかります。 しかし、実際は部分麻酔をしっかり効かせて約1時間で(本数にもよります)終わります。 術後の痛みは歯を抜いたときとだいたい同じでしょうか(個人差はあります)。 術後の腫れは3~4日でひいてきます。 食べられない不満を抱えたまま、手術を受ける勇気がなくて、インプラントに踏み切れない方も多いと聞きます。
この一歩を踏み出した方は今までと違った世界を体感されているようです。
お口の中の環境を整えるための治療をします。
期間は個人差があります。細菌や、歯石の除去を行います。また虫歯などのインプラントにとってマイナスになるものの治療はおこないます。
インプラント本体を、歯を作る位置に埋め込みます。基本的には、部分麻酔で行いますが、気分を楽にした状態で行う麻酔もあります。
1週間~10日で固定用の糸をとります。(吸収性の糸の場合必要ありません)
手術後、2~3カ月はインプラントが骨にくっつくまで待ちます。
(手術の難易度によっては、4~6カ月必要です。)
治療計画の際、詳しく説明します。
手術後3週間からは、1カ月程度のペースで来院していただき、手術部位、口腔内のチェックをします。
インプラント本体の上に一時的にふたをはめます。この後、歯ぐきが落ち着くまで、1~3週間待ちます。
歯ぐきの上に柱を立てます。この柱は患者さんにより形が違いますので、歯の大きさ、噛み合わせを見ながら作成します。
形、色、大きさ、全てを兼ね備えた歯を装着します。その日から咬んで頂けます。
歯が入ってから1カ月後に検診があります。
※状態が良ければ次から3カ月後で大丈夫です。
※メンテナンスは必ず継続してください。インプラントの寿命に影響します。また続ける事によって、歯槽膿漏も防止できます。
インプラント治療とは、顎の骨にチタン製のインプラント(人工的な歯の根)を埋め込み、そこに人工の歯を被せる治療法です。インプラントは顎の骨としっかり結合するため、入れ歯に比べて見た目だけでなく噛み合わせなどの機能面でもすぐれています。
当院では、カルシテック・インプラントと呼ばれるインプラントを採用しております。このインプラントの特徴は、骨とインプラントが「くっつきやすい」ということです。ですから、他のインプラントと比較して短期間で骨を造成し、骨密度が低い方でも、安心して埋入することができます。また、骨のくっつきやすさから、手術の回数も少なくなるので、カラダへの負担が少ないインプラントといえます。
GBR法
骨の不足している部分に特殊な膜を使ってスペースを作り、そこに骨の素となる物質を詰めることで骨の再生を促進させます。インプラントを埋め込むのに充分な骨の厚みや幅がない場合に用いられる、「骨造成」と言われる治療法です。 一般的にはインプラント手術前に行うか、もしくはインプラント手術のときに同時に行われます。
30万+消費税
(インプラント体・上部構造・薬代込み)※上記費用は骨が十分ある場合ですが、無い場合は別途費用がかかる場合があり
ます。
※CT撮影は別途約1万5千円ほどかかります。
年齢は関係ありますか?
いいえ、関係ありません。健康であれば年齢は関係ありません。
インプラントは安全ですか?
はい、インプラントは生体になじむチタンを用いているからです。
治療期間はおよそどの位かかりますか?
お口の状況にもよりますが、3カ月~6カ月くらいが相場です。
ただ、毎日来院していただくわけではなく、落ち着いたら週1回という時期もあります。
治療中は咬めますか?
1回目の手術が終わり、それが落ち着いたら仮の歯を入れます。借りですから、最終的な歯よりは咬みにくいです。
治療後仕事を休まなくて大丈夫ですか?
手術当日のみお休みください。翌日からは復帰できます。入院もありません。
喫煙はできますか?
禁煙を強くお勧めしております。インプラントの成功率が落ちます。禁煙のチャンスです。
インプラントの成功率は?
約98%ですが、まれにインプラントとの相性が悪い方がおられます。
インプラントの手入れは必要ですか?
インプラントはきちんと機能すれば素晴らしいですが、お手入れを怠れば天然歯同様、歯周病にかかります。毎日のケアと毎日のケアと3カ月に一度の衛生士によるメンテナンスをお受け下さい。
インプラントの保障とメンテナンスについて
検診にいらしているにも関わらず、インプラントにトラブルが発生した時はインプラントの使用期間に応じて再度インプラントのやり直しや、別の方法(入れ歯・ブリッジ)を検討したいと思います。インプラント使用1年以内(当院100%負担)とし、以後1年経過ごとに10%ずつ減少、10年経過以降は対象外になります。
メンテナンスは初めは1カ月、問題なければ3カ月に一度行います。
インプラントの歴史は?
1952年、スウェーデンのブローネンマルク博士によりはじまりました。
どうして骨とくっつくのか?
インプラントの表面と骨とが結合します。骨を作る細胞同士が手をつなぎます。それにより、強固な歯を作ることができます。
人体に悪影響がでないか?
金属アレルギーのある方はお控いただくことがあります。その可能性があるときは事前に検査させていただきます。それ以外の方は人体に悪影響はありません。
見た目は?
限りなく天然の歯に近く作ります。